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ホテルコパン

~ホテルを舞台にしたのではなく「ステージ」として使った映画~

こぱん

http://cinema.pia.co.jp/title/169199/
04_DVD_NTSC.jpghttp://store-tsutaya.tsite.jp/item/rental_dvd/083396078.html


ホテルを舞台にした映画は数知れず。

ホテル自体がゴージャスだとか、凝った作りだとか、一流のホテルという設定だとか…。「ホテル」というある意味非日常の場所が物語の重要な要素であるという作り方をしている映画が多いですね。

この映画も間違いなくホテルを舞台としているが、ホテル自体は地方の小さな観光ホテル。もちろんゴージャスでも一流でもなく、経営者のほかは従業員2人だけ。それまで何の関わりのなかった人々が、偶然にも時と場所を共有した、ただそれだけのホテルという設定。なので、ホテル自体のディティールの描写はなし。

それが、宿泊客、従業員、経営者たちの痛い過去をそのまま包み隠さずあらわにしていく。このホテルコパンには、偶然にも痛い過去が裸のまま集合してしまったのです。まるで、背景のない舞台に役者が一人一人出てきて過去を独白する芝居のようなイメージ。

ホテルオーナー役・近藤芳正がいい。長野オリンピックで繁盛した過去の栄光を捨てられないオヤジを好演。同世代の人は結構泣けます。
市原隼人にとっては、ちょっと窮屈な役柄だったか。不器用っぽさが彼の持ち味だが、不器用ゆえの痛い過去を、もうすこし抑えた演技で表現してほしかった。
盛りを過ぎた女優役・李麗仙、子供を亡くした母親役・清水美沙、わけあり女性従業員役の玄理などは、それぞれの過ぎ去った過去にとらわれすぎることなく、地道に今を生きている女性を素敵に好演。

この映画が、湿っぽい感じに終わらず、これからの希望を少し感じさせるラストにしたのは、悪くない。

読後感は結構さわやかな物語でした。

おすすめです。

お勧め度8(10点満点)

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プロフィール

jow

Author:jow
邦画限定、とりあえず見た映画のレビューを書く。
2016年の正月に今年の抱負として言っちゃってから半年以上過ぎて、
やっと腰を上げる。
動画配信、DVDレンタルの時に利用してくれればうれしい。
本屋さんの「店員おススメ」手書きポップ的に見てくれればうれしいなと。

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