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君の名は。

~シニアこそ、観るべし。~

君の名は

http://cinema.pia.co.jp/title/169395/

「男女中身入れ替えもの」か、大林監督の「転校生」みたいだ、
と最初に思った方は、かなりのシニア世代。

でも、あれから35年経過して、日本も進歩しました。

なんたって、「転校生」の時代は直接会っている二人が入れ替わるのだが、「君の名は。」では会ったことのない男女が入れ替わり、それでもお互いの存在を認識できるのだから。
スマホを媒介にした二人のコミュニケーションは、この作品にいいテンポを作り出していました。
なるほど、スマホはいいなと、お年寄りが再認識できるいい機会ですね。

しかも後半になるとこの作品、「ループもの(時間巻き戻し映画)」ということも判ってくる。
「時をかける少女」世代の方々は、おいおい、ストーリーが「ループもの」と「男女入れ替えもの」MIXじゃ、ちょっと欲張りすぎていないかい?
っていう不安を持つが、これは年寄りの冷や水でありました。

こんなにスマートに、美しく、テンポよく、なおかつ気になる伏線もちらつかせて展開されていくストーリーに、単純に乗らされてしまいました。
一気に最後まで観てしまいます。

主人公・瀧の声・神木隆之介、三葉の声・上白石萌音ともに上手い。
後半、頻繁に入れ替わるシーンでの神木の女セリフはさすが、名人芸の域です。

このシーンの上白石の男セリフも違和感なく、そして、どんどん物語を盛り上げていく。
上白石は「舞妓はレディ」の素人くさい演技(演出的狙いも当然あったけど)が印象的で、名人・神木の相手としては大丈夫かなと心配してたんですが、プロフィール見たら「おおかみこども」に声優として参加してたんですね。
声優としてはかなりいい。これからのアニメ作品にも参加してほしいですね。

最後に、たぶん、絵的にも、雰囲気も、これほど東京を美しく抒情的に描いた作品は過去になかったと感じます。
シニア世代は「汚れた東京」「いかがわしい東京」「きらびやかな欲情的東京」を題材にした作品をこれでもかと多数見てきたと思いますが、過去においてそれがいわゆる「映画的な東京」の描き方だったのかもしれません。

しかし、この作品のような東京の描き方も、あるんだなと。

「美しい、抒情的な東京」、こんな描き方、最高でしょうと、製作側からの熱いプレゼンテーションを受けた気がしました。

お勧め度10(10点満点)

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jow

Author:jow
邦画限定、とりあえず見た映画のレビューを書く。
2016年の正月に今年の抱負として言っちゃってから半年以上過ぎて、
やっと腰を上げる。
動画配信、DVDレンタルの時に利用してくれればうれしい。
本屋さんの「店員おススメ」手書きポップ的に見てくれればうれしいなと。

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