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リバーズ・エッジ

~「聖母」的な二階堂ふみも悪くない~
リバーズエッジ

http://cinema.pia.co.jp/title/172831/

暴力とセックスでしか自分を満たせない観音崎(上杉柊平)、その暴力の対象となるゲイの山田(吉沢亮)、
山田との河原での秘密を共有している拒食症のモデル・こずえ(SUMIRE)、観音崎や様々な男とのセックスに依存するルミ(土居志央梨)、

彼らはみんな、若草ハルナ(二階堂ふみ)との付き合うことによって、かろうじて高校生としての均衡を保ち、生きている。
みんな、唯一「まとも」なハルナに、こんな自分でも愛して欲しい、とまとわりつく。

「ヒミズ」「地獄でなぜ悪い」「私の男」などで、数々「バランスの崩れた女の子」を演じてきた二階堂。
そしてそれが彼女のこれまでの持ち味だと思っていたのだが、本作では回りの人間から「聖母」的な慕われ方をする、バランスがとれた博愛少女を演じている。
若手女優のトップを走ってきたからなのか、二階堂の「聖母」的な役回り、案外悪くない。

後半、ハルナが山田にストーカー的な愛情を寄せるカンナ(森川葵)の攻撃の対象となるのも、
山田を優しく包み込むハルナの聖母性に、激しい嫉妬を覚えたからだろう。


ハルナは、淡々と、いたずらに騒ぐことなく、実はもしかしてあまり深く考えていないのか、それともいろいろ考えているのか、さっぱりはっきりしない。
ただ、バランスの悪い回りの人々が唯一心を寄せる存在であることを十分納得させる二階堂の演技、雰囲気作りはさすが。
本作で、二階堂はまた一歩ふみだした感じ。
見て損はないと思う。


お勧め度8(10点満点)

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プロフィール

jow

Author:jow
邦画限定、とりあえず見た映画のレビューを書く。
2016年の正月に今年の抱負として言っちゃってから半年以上過ぎて、
やっと腰を上げる。
動画配信、DVDレンタルの時に利用してくれればうれしい。
本屋さんの「店員おススメ」手書きポップ的に見てくれればうれしいなと。

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