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リップヴァンウィンクルの花嫁

~いかがわしさ満点!綾野剛!!~
リップヴァン

http://cinema.pia.co.jp/title/169196/
04_DVD_NTSC.jpghttp://store-tsutaya.tsite.jp/item/rental_dvd/083426577.html


この映画のパッケージングは、黒木華という「ほんわか昭和顔女優」の詩的な映画、って感じですが、この雰囲気を期待した黒木ファンは完全に裏切られます。

岩井俊二監督はS的に、安室役・綾野剛の彼本来が持っている「いかがわしさ」を上手に駆使して七海役・黒木をどんどん不幸のどん底に陥れます。

安室が七海にとって、敵なのか味方なのか、そんなことを観客に判断させる前にどんどんストーリーを先に進める安室。さもこのストーリーは俺が回してるんだよと言わんばかりの綾野の、はまった演技。いわゆる「狂言回し」以上の圧倒的な主役級存在感。おそらく、綾野も演技していて、かなり気持がよかったのではないでしょうか。

黒木ファンへの「サービス」は、彼女のメイド姿。
巨匠・山田洋次監督「小さいおうち」で割烹着を着せられ「日本一割烹着が似合う女優」と評価を得た黒木に、岩井俊二監督はどうしてもメイド服を着せたかったんでしょうね。メイド服に着替えるシーン、ちょっと必要以上に長かったし(笑)
なんか、変な対抗意識を感じたのは私だけでしょうか?

でも、こんなちょっとしたエロさ、こだわり、岩井監督上手いな~と思います。彼女がメイド服を着た瞬間、黒木はこの映画の主役を綾野から完全に取り戻しました。

そしてラスト近くのダメ押しのウエディングドレス姿…。

コスプレした時の黒木のポテンシャルを、前半はあえて隠してた?岩井監督の映画作りの巧妙さに、やられました。

Coccoも後半の展開に厚みを増す重要な役回り。この映画に、いわゆる「岩井俊二的」な仕上がりをもたらしのは、彼女の功績であるといっても過言ではないでしょう。

お勧め度10(10点満点)

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プロフィール

jow

Author:jow
邦画限定、とりあえず見た映画のレビューを書く。
2016年の正月に今年の抱負として言っちゃってから半年以上過ぎて、
やっと腰を上げる。
動画配信、DVDレンタルの時に利用してくれればうれしい。
本屋さんの「店員おススメ」手書きポップ的に見てくれればうれしいなと。

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