記事一覧

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

犬猿

~きょうだいって、難しい~
犬猿

http://cinema.pia.co.jp/title/173771/

まじめなサラリーマン金山(窪田正孝)とヤクザまがいの兄(新井浩文)、親の介護をしながら引き継いだ小さな印刷所をコツコツと切り盛りする由利亜(ニッチェ江上)とモデルもしている器量良しの妹・真子(筧美和子)の2組のきょうだいの物語。
子供の頃の回想シーンでは、弟は兄の強さを逞しく思い、姉は妹の可愛さを愛おしく思う。

しかし、いい大人になった現在、弟は兄の、まともではない方向に向かう暴力性といい加減さに困惑し、姉は妹の器量の良さに嫉妬し、頭の悪さにいらつく。

窪田と新井の兄弟は、こんな兄貴がいたらめちゃくちゃ迷惑だなーとリアルに思わせる二人のカラミで、とにかく面白い。
江上と筧の姉妹も、最初は心の内をお互いに抑え、後半爆発する二人のぶつかり合いで、ちょっと泣かせる。

それにしても江上の演技は達者。
後半の爆発するシーンはもとより、前半、客のわがままにも笑顔で対応し、金山に密かに思いを寄せ、心の内では出来の悪い妹にいらいらしながら、そんな様々ないらだちを胸の中にしまい込む姉を好演。
この姉のキャラクター作りが良かったために、妹・筧の演技のノリもよく、姉妹の「愛憎」がこの作品をとても盛り上げたと感じた。

大人になると、きょうだいの関係って、本当に難しい。
きょうだいであるが故の争いやいさかいが、多かれ少なかれ私たちもリアルで経験しているのではないか。

でも、この作品では最後に、血の繋がったきょうだいがいるのは、決して不幸ではないんだと、言ってくれています。
ほっと、救われる感じがする良作。

お勧め度8(10点満点)

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

jow

Author:jow
邦画限定、とりあえず見た映画のレビューを書く。
2016年の正月に今年の抱負として言っちゃってから半年以上過ぎて、
やっと腰を上げる。
動画配信、DVDレンタルの時に利用してくれればうれしい。
本屋さんの「店員おススメ」手書きポップ的に見てくれればうれしいなと。

最新コメント

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。